認知症GPS端末のレンタル費用の相場

認知症GPS端末をレンタルするときには、月額2000~3000円ほどが相場となり、さらに初期費用として0~7000円ほどかかります。

位置検索型GPSと自動追跡型GPSの違い

検索した時の位置を確認することができる位置検索型GPS

位置検索型GPSは、検索ボタンを押すことによって位置を確認することができます。ただし、検索したときの位置しかわからないという弱点を補うために、スケジュール機能やタイマー機能などを追加実装されました。ただ、自分で手動で検索を行うまたは自分が決めた時間に検索を行うという弱点は残っており、検索をしたい相手が検索したい時間に動かない場合や検索したときに情報として入手したい位置にいるとは限らないという欠点があります。

位置検索型GPSの欠点を改善した自動追跡型GPS

自動追跡型GPSは、検索ボタンを押さなくても自動で位置情報を取得してくれます。履歴として位置情報が残り、利用者が常に画面を見ている必要がなくなり、一日の終わりに履歴を確認すれば、対象が移動した経路を確認することができます。自動追跡型GPSは、マラソン大会やイベント会場の警備に使われたりと幅広い業界で活用されています。

どんな使い方ができるか

車の模型

gpsレンタルが人気なのは、子供のランドセルにつけて位置を確認したり、パートナーの浮気調査をしたりするためです。また高齢者の徘徊対策やペットの行方探しなど、行動が読めない相手の位置を把握するためにも使うことができます。最近のレンタルgpsはとても小型になっており、確認も自分のスマートフォンなどから簡単に把握することができるのが特徴です。またリアルタイムで位置を把握できるものだけでなく、取り付けた対象の行動を履歴として記録するタイプなどもあり、それぞれ使い勝手のよいほうを選ぶことが可能です。スマートフォンにはもともとgpsアプリがありますが、もし対象相手に知られずに記録したいならレンタルgpsしか選択肢はありません。アプリの場合、iPhoneなら対象のApple IDとパスワードが必要となり、iCloudにログインすると通知が送られることもあります。また精度があまりよくないため、位置を正確に特定することは難しいでしょう。Androidの場合はアプリをインストールしてアカウントを作成する必要があり、遠隔操作の設定にも時間がかかります。レンタル機器ならこうしたハードルがありません。

リアルタイムタイプかロガータイプか

カーナビ

レンタルgpsを選ぶ際は、まずリアルタイムタイプかロガータイプかを選ぶ必要があります。リアルタイムタイプは、対象のいる現場を押さえたいときに便利でしょう。例えば高齢者の徘徊対策なら、おかしな場所にいるようならその場へ向かって対応しなければなりません。ただ長時間gpsを確認する必要があるため、チェックする側の負担が大きくなります。これに対しロガータイプは行動履歴を記録するため、チェックに長時間拘束されることがありません。行動履歴は証拠として残るため、後に対象と話し合うときの資料にもなります。このようにそれぞれにメリットデメリットがあるため、どのような目的でどのように使いたいかで選びましょう。レンタル価格はおおむねロガータイプのほうが安く30日で30,000円程度から、リアルタイムタイプは35,000円程度からが相場です。

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